DMやメルマガからのアクセス解析
こんにちは。
アイ・カンパニーの井出です。
今日は、DMやメルマガをお送りしている方や企業担当者様に向けて、
Analyticsでのアクセス解析方法をお教えします。
まず、大前提としてDMやメルマガの最終目的は、顧客をサイトや会社に呼び込み
購入などのアクションを起こしてもらう事です。
何を今さら・との声も聞こえてきそうですが、イザ実践に落とし込んでいくと
細かな点で、いくつも見落としがちな点や勘違いをしている点が多くあります。
実際、私も実験的に様々な会社や個人発行のDMやメルマガ購読をしていますが、
「これでは・・・」というような内容が大多数を占めています。
その辺りのテクニックは今後、ご紹介していくとして
今回は、DMやメルマガによってアクセスしてくれた、貴重なユーザーのアクセス動向を
Analyticsを使って分析する方法をご紹介します。
やり方は簡単です。
まず、発行しているDMやメルマガ(以下:DM とします)のリンクのhref値を変更します。
URLの最後尾に「/?●=●」という値を追加します。
例えば、「/?m=201006」など、mail経由・何年何月発行 などが分かるものであれば
アクセス解析する際も分かりやすいかと思います。
項目をつなげたい場合は、「&」をはさんで「●=●」と続けます。
例えば、同じサイトに飛ぶリンクでも、DM頭の方がクリックされたのか、最下部の方がクリックされたのか
等を見分ける場合にも使えます。
このようにDMを変更したら、今度はAnalyticsに移ります。
「ユーザー」→「ユーザー定義」でDM属性をクリックし、詳細画面から「閲覧開始ページ」を
確認すれば、
どの記事やリンクが、DM内で評価され、実際クリックされたのかが分かります。
もしTOPページへのリンクしか張っていないのであれば、
「コンテンツ」→「閲覧開始ページ」のフィルタで「m=(上記での●=)」とソートをかければ
クリック数や直帰率、平均PVなどが分かります。
さらにURLをクリックし、詳細で「ページ遷移」を見ると、DMからアクセス後
どのページに移動したのかまでが分かります。
折角DMを配布するのであれば、そのユーザーの遷移を詳しくたどりましょう。
検索エンジンや他サイトからのユーザーとは、異なる動きを発見出来るかもしれません。
また直帰率が高かったり、平均PVが低い場合には、
DMから期待してアクセスしたけれど
「どの記事を読めばいいのか分からない」「期待はずれ」等
DMとリンク先とのズレがあるかもしれません。
ユーザーの移動を分析し、ユーザーの心を読み取る努力をしてみると
色々な改善点が見えてくると思います。
アイ・カンパニーでもDMを活用し始めたところです。
また面白い活用方法などあれば、ご紹介させて頂きます☆