メールフォームcgi 設置の注意

気が付けば、すっかり月1回の更新になってますね。苦笑

最近、つっかかったメールフォームcgiのネタでもご紹介します。
久しぶりに設置すると、エラー出た時に
どこかおかしいんだか、本当にわからないモノです。。汗

まずは大まかな順番から。
王道ですし、私のように「こんなもんでしょ」って最初からカスタマイズしようとすると
ドコが原因でエラーなのか混乱するので、一歩ずつ進めましょう。。

1.サイトの用途やサーバー状況にあったcgiを探す
 最初は無難にこれ。
 文字コードは何なのか、カード決済まで必要なのか、添付ファイルも送りたいのか、
 Perlが使える環境なのか…ってコトです。

2.DL、解凍、サーバーにUP
 DL(ダウンロード)したら、Lhasa等で解凍。
 サーバーにUPするけど、ココで注意点。
 ・サーバーによって、cgiが動く位置が異なるので要チェック。
  どこでも動くなら、適当なフォルダを作成して丸ごとUP。
  cgi-bin内でしか動かないようなら、cgi本体が入ったフォルダのみcgi-bin にUPして
  他は通常の位置にUP。

 ・cgiの中の「Perlへのパス」、「sendmailへのパス」(sendmailを使うなら)、「mailtoを変更」する。
  最初の2つは、ミスってても動かないだけだからOKだけど
  mailtoを変更しないと、作者のサーバーや、知らない人にテストメールを送ってしまい
  サーバーに負荷をかける事になる。。
  mailtoの変更は、必ず自分のアドレスに変更する事!!

 ・UPする時、cgiはアスキーモードで。
  これは、私がやらかしました。苦笑
  サーバーにUPする場合は、アスキーモードかバイナリーモードを選択します。
  バイナリーモードでUPしちゃうとcgiが壊れて、動作しなくなります。
  ちなみにFFFTPでは、オプション→環境設定→転送1の転送モードにて、設定可能。
  自動切り替えが楽ちんです。

3.パーミッションの変更
 パーミッション設定とは、簡単に言えば、そのファイルへのどんな挙動を、誰に許可・拒否するのかの設定。
 3桁の数字表記や、アルファベットでの4桁表記があります。
 →パーミッションの詳しい説明はこちらへ 
 これを変更しないと、cgiを動かすことが出来ません。
 また、多くのサーバーのタイプとSuEXEC系では値が異なるので、サーバーに合わせた変更が必要です。

4.テストメール送信
 大体の配布フォームに、sample.htmlとかexample.htmlなどが入っているので
 そこからまずはテストメール送信。
 もしくはcheck.cgiやadmin.cgiがあれば、そちらにアクセスして
 きちんと繋がれているかを確認後、テストメールを送信します。

5.ここからカスタマイズ
 htmlの中身やcgiの中身を確認して、カスタマイズしたい箇所をいじります。
 フォームにもよりますが、デザインや入力項目・入力必須項目を変えたいならhtml、
 自動返信メールや確認ページ・thanksページを変えたいならcgiをいじります。
 Perlやsendmailへのパスを変更したときに、調子に乗ってここまで変えちゃって
 エラー出て、さて原因は…となるとしんどいので、カスタマイズは最後にしましょう。苦笑

こんな流れで設置を行います。

今は様々なフォームcgiが配布されていますので、目的や用途にあったものを
選んでみて下さいね。
その際、著作権表記があるものには、きちんと著作権表記を行いましょう。

以下に、弊社で参考にしてるフォームをピックアップしてみました。
とほほのcgi
 こちらのサイトでHTML等を自力で学んだ方も多いのでは。
SYNCK GRAPHICA
 UTF-8対応・shift_jis対応・カード決済まで対応で、著作権表示義務なし。
 うまく設置出来た方は、北海道に向かって一礼が必要だそうです。
KENT-WEB
 設置の仕方をかなり丁寧に教えてくれる、最大級のcgi配布サイト。
 様々な種類のcgiを無料で配布していますが、著作権表示は必要。
 商用で著作権を外したい場合は、著者に料金支払いが必要です。

WEBマーケティング・PR支援のアイ・カンパニー