WebarenaにWPを組み込む方法
こんにちは。
アイ・カンパニーの井出です。
先日、あるクライアント様のモバイルサイトのサーバーを
引っ越す話を頂きました。
なんだか、引越しの多いシーズンなんですかね。笑
選んだ先はNTTPC提供のWebarena。
容量と金額のコスパもイイし、バックボーンがNTTだから
安心なのでは・との事。
そこに、現在運営しているモバイル用のブログを組み込む話になりました。
Webarenaでは、
管理画面からcgiのインストールを選択でき(最近のレンタルサーバーでは、大体同じですが)
その中にWP(WordPress)が含まれています。
他にも、カウンターやメールフォーム等が用意されています。
ですが、Webarena経由でインストールを行うと
なんだか大分深い階層にインストールされてしまい、WPの管理画面も
Webarena向けにやや改定されています。
DBとの連携や、容量の多いデータをルート直下に置きたくないとか
色々理由があっての事なのでしょうが、
モバイルブログとしてSEOをかけたい弊社としては、あんまり変な位置に
ブログを設置したくなかったのです。
なので・・・
勝手にドキュメント直下に設置しました。(笑
ブログのURLを
「http://ドメイン/ブログ名/記事ナンバー」
にしたかったんです。
ちなみにWebarenaに従うと、ブログのURLは
「http://ドメイン/app-def/S-102/ブログ名/記事ナンバー」
みたいになってしまいます(^_^;
WPは、こちらからインストールしました。
→WordPress 日本語版。
現在、最新版は2.9.2となっています。
まずはご自分のローカルにzip形式でダウンロードを行います。
圧縮形式になっていますので、Lhasaなどで解凍を行います。
アップロードを行うのは、解凍したファイルの「/wordPress」以下です。
その上の、バージョン情報名がついたファイルはアップロードしませんので
注意してください。(私は丸ごとアップロードして、再度やり直しました。涙
FFFTP等の、フリーアップロードソフトを使用し
レンタルサーバー上にWPをアップロードします。
先にサーバー上に、新しいフォルダを作成し(名前はblogやWPなど)
その中にインストール(&解凍)した「/worePress」以下をアップロードします。
700以上ものファイルを転送するので、やや時間がかかります。
ここで注意しておきたいのですが(今更ですが)、WPは、WPのみでは作動しないという事。
DB(データベース)で処理を行って、PHPを吐き出す構造になっていますので
DBとの連携が不可欠です。
MySQLなど、無料のDBは沢山ありますが、Webarenaに無料でついてきますので
そちらを拝借すると楽ちんです。
Webarenaの管理画面(サイトマネージャー)にログインし、
デフォルトでOFFになっているDB設定をONにしましょう。
WPの設定にはDBへのログイン名やIDが必要になりますので、管理画面から確認し
ID等を確認してください。
さて。
WPに戻って、今度はアップロードしたWPに初期設定を行いましょう。
まずは
http://ドメイン名/アップロードしたフォルダ名
にアクセスして下さい。
「ファイルが見つかりません。~・・・」と表示されますので
最下部の「wp-config.phpファイルを作成する」をクリックして下さい。
ここからDBのIDや、WPのログイン名などを設定します。
4ステップ程で完了し、
「成功です!簡単ですみません。もっと何かしたかったですか?」みたいな
メッセージが表示されて、初期設定完了です。
あとはWPのIDでログインし、カスタマイズや投稿を行って下さい。
追々、便利なプラグインなどもご紹介します。
今回、参考にさせて頂いた記事はこちら。
私自身が設定する際にも、参考にさせて頂きました。
ネットで検索しても「WebarenaでWP」が発見できなかったので、
今回はこんな記事にしてみました。
参考にして頂ければ幸いです。