アクセス解析~Analytics~中級者向け1
前回のAnalyticsネタから時間が空いてしまいましたが、
今日は中級者向けの使い方をご紹介します。
今日ご紹介するのは、yahooリスティング(旧オーバーチュア)広告からの
トラッキングを計測する方法。
Google AdwordsとAnalyticsを同一アカウントで運用している場合は
ほぼ自動的にトラッキングが行われますが
(ドメインが異なる場合は、やや手続き必要。)
yahoo広告とは、設定などを行わないと集計の際に
「yahoo/organic」として、全てが通常検索からのアクセスとみなされてしまいます。
この状態で問題なのは、
・cpc広告をクリックした時の検索キーワード
・cpc広告からのアクセスと、通常検索からのアクセスでの
ユーザー動向の違い
が、分からなくなってしまうという事です。
折角お金をかけてユーザーを呼び込んでいるのですから、
そのユーザーがどんな動線を辿ったのかは、是非とも把握したいところです。
そんな悩みを解決してくれるのが、Google提供のURL生成ツール。
→URL生成ツール。
使い方としては
・ステップ1:広告をクリックした際の、リンク先URLを入力
・ステップ2:キャンペーンソース・キャンペーンメディア・キャンペーン名は必須です。
集計後に把握しやすい方法としては、
キャンペーンソース・・・yahoo
キャンペーンメディア・・・cpc
辺りではないでしょうか。
Analytics集計時に「yahoo」でソートをかければ、「organic」と「cpc」がヒットします。
キャンペーン名には、yahooリスティングでの「広告グループ」名を記入します。
さらに、広告グループに2つ以上の広告がある場合は(A/Bテスト等)、
「キャンペーンのコンテンツ」に、同一広告グループ内での
広告の種類を判別出来るような名前を与えます。
この時、単純に数字などを割り当てると、Analyticsで集計された時に
その番号の広告がどんな広告であるか分かりづらいので、
広告の違いが分かる名前を与える事が大切です。
・ステップ3:「URLを生成」をクリック。
下の窓に表示されたURLを、Ctrl+A (Winの場合)で全て選択し
コピー(Ctrl+C)したものを、yahooリスティングの広告編集で
「リンク先URL」の欄にペースト(Ctrl+V)します。
以上が、yahoo広告からのユーザーを、Analyticsでトラッキングする方法です。
だいたい24時間以降、データが反映されてくるかと思います。
1つ注意点としては、ステップ2でいくつかの名前や情報を記入しますが
なるべく日本語は避けた方が良いように思います。
たまに集計時に文字化けを起こしてしう事があります。
英語が難しければ、ローマ字表記でも良いかと思います。
また、あまり長くなりすぎると
極端な話ですが、広告クリック後にサイトへ飛ぶまでの時間が長くなります。
神経質になる必要はありませんが、頭の片隅にでも留めておいて下さい。
ユーザーの動向チェックは、ホームページ改善の基本です。
細かな改善を重ねる事で、あなたのホームページは確実に良くなっていくと
思いますので、細かな情報や改善を積み重ねて下さい。
アイ・カンパニーとしても、お手伝いする事が出来ますよ。