.htaccessで拡張子の変更
こんばんは。
アイ・カンパニーの井出ですm(_ _)m
今日も、サイトお引っ越しのネタのご紹介です★
クライアントのサイト引っ越しでの、最大の作業だったのは
今まで他の業者で管理していたSSI管理のshtmlファイルを、
DWテンプレート管理のhtmlファイルに変更する作業。
200ページといっても、同じようなデザインのページが多かったので
1つのテンプレートを作成して、
それをベースにしたサブテンプレートを数枚作成して、全ページを
管理しています。
これといった一括ソフトも見あたらず、しかも細かな点も直したかったので
(前回お話しした、Descriptionなど。。)
全部手作業で行ったのは、結構骨が折れました(>_<)
で、ふと気づいたのは、今までのshtmlページへのリンクは
切れてしまうのではないかと言うこと!!
ドメインはそのままで、サーバーのみ引っ越しだったので
DNSを切り替えてしまえば、以前のURLでは404エラーに。。
しかもリンクが切れれば、参照して流れてきてくれるユーザーを
とりこぼす事に。。
そんな重大な事に今更気づき(苦笑)、今日慌てて解決策を探しました。
で、見つかったのが「.htaccess(ドット・エイチティーアクセス)」での解決方法。
サイトの引っ越しを、ユーザーにも検索エンジンにも知らせてくれて、
前のURLにアクセスした場合に、引っ越し先のURLに自動で誘導してくれる・
という設定を、.htaccessで行う事が出来るのです。
が、色んな情報を検索しても、「URL移転でのhtaccess設置」は多いのに
「ファイルの拡張子変更でのhtaccess設置」が見あたらず。。
どうにか設置出来たので、ご紹介します。
テキストファイルなどを開き、
ここから▼▼▼
RedirectMatch permanent (.*)\.shtml$ http://URL$1.html
ここまで▲▲▲(下の1行改行は必須です。)
これは正規表現を使用した、htaccessによるリダイレクトです。
正規表現を使用しない、かつURL変更によるリダイレクト方法は
巷にあふれているので、省略しますね。
URLに、ご自分のドメインを入れて下さい。
ざっくりした内容は、
『このURLでの全てのshtmlファイルへのアクセスは、htmlファイルへ永久に転送』
となります。
「永久的に」っていうのが、いわゆる「301リダイレクト」で
「もう前のURLには戻らない、完全な引っ越し」です。
テキスト内の「permanent」を抜かすと「302リダイレクト」と解釈されるようで、
「仮に、こちらのURLに移動。仮住まい。」という意味になります。
どちらもユーザーから見た動作は同じですが、検索エンジンに知らせるには
これを使い分ける必要があります。
今回の.htaccess設置に参考にしたブログなど。
→http://www.shtml.jp/htaccess/redirect.html
→http://www.hazama.nu/t2o2/archives/002815.shtml
上のサイトで正規表現でのリダイレクトを知り、でもうまくいかなかったのを
下のブログで解決しました。
このリダイレクトの使用方法で「なるほど」と思ったのが、
どこかのブログで
「レンタルサーバーでの容量が多くなってしまったので、画像だけ他のサーバーに
移動させた時に使用」されたと言う使い方。
そのサイト内での、例えば.gif参照を、全て他のサイトへ飛ばす事が出来、
各ファイルを全くいじる必要がないという、素晴らしい使い方!
是非、うまく活用してみて下さい☆
かなり頭を使えば、すっごく便利な事が溢れているな・って
改めてWEBのパワーを知った気がしました。