被リンクの分散・質について

こんばんは。
アイ・カンパニーの井出です。

YahooとGoogleが動いているなか…というか、HP運営をやっていて
永遠の課題のSEO。
その中の被リンクが与える影響を、最近クライアント様がピリピリと気にされています。

一時期よりもポータルサイト系におされ、順位が下降気味なので
一層気にされているのかと思います。

そこで話題に上ったのが「被リンク」。
以前は数が多ければ良し!みたいな時期がありましたが、最近はその「質」が問われています。

例えば、googleでのPR(ページランク)。
PRの高いサイトからの被リンクは、高い評価を受けると言われています。

それから関連サイトからのリンク。
同じようなカテゴリーサイトからのリンクは評価が高いと言われています。
ただし一方で、全ての被リンクが同一カテゴリーからだと、逆に不自然と見られ
関連の無いカテゴリーや、関連度の低いカテゴリーからのリンクも
一定の割合で必要だ との見方もあります。

あとは、ドメインやIPの分散。
同一IP等からのリンクは、サイト名やドメインが異なっても
同じ会社によって運営されているミラーサイト と見られる事が多いので、
検索エンジンからの評価は低いです。
また、ブログの各ページからのリンク等、同一ドメインの場合は
その中の1つだけが被リンクとして評価されると言われています。

さらに最近は、公共性の高いサイトからの被リンク。
ドメインで言うと、「go.jp」「or.jp」などは、特定のサイトや非営利法人などしか
取得することが出来ず、信用性が高いと見られている為
これらからの被リンクが重要だという声も聞かれます。
また、教育機関系の「ac.jp」や「ed.jp」も同じ扱いです。
ただし、かなり以前にはこうした規制がなかったそうなので、一般のサイトでも
これらのドメインを使用しているサイトも見られます。

他にもYahooやGoogleカテゴリー登録サイト等からのリンク、
年数の経過した、オールドドメインからのリンク、
定期的に更新されているサイト(少なくとも月1回程度)からのリンク、
被リンクが多く、発リンクが少ないサイトからのリンク…
などは、被リンクとして評価が高いと言われています。

ただ、これらのうちどれを、どの位強化すれば
どの検索エンジンで何位になれるか…なんて事は、正直誰も分かりません。

ただ確実に言えるのは、
「○○エンジンで○位を保証します!」ってのは嘘。
それから、
ユーザーを無視して、検索エンジンにばっかりアピールしても逆効果だという事。

結局SEOだとかSEMだとか、派手そうな事を言っていても
地道な作業や考え方が基本です。
マーケティング・コンサルタント等…どの業界にも言える事ですが。
一朝一夕で達成できるものでもないし。

でも、どこかに自社サイトをアピールする方法がある!との想いの元
様々なマーケティングやSEMを展開しているのです。
大事なのは、芯を持って継続する事。
「芯」は、きっとそれぞれだと思いますが。

さて。
もう一仕事、カツ入れてするとしましょう。m(_ _)m

WEBマーケティングのアイ・カンパニー